当社にて買い取られた廃材プラスチックは下記のようにリサイクルされ、
再生資源として再び製品化されます。
 
回収された廃プラスチック
廃プラスチックには様々な種類があります。
ここでは例として「成型不良品」と「ランナー」を紹介します。
 
粉砕加工
粉砕加工とは大きなプラスチックの塊を砕いて小さなものにする事をいいます。
中が空洞になっているようなスクラップの場合、この工程で体積はかなり減少し、
運搬も容易になります。
粉砕機にそのままでは投入できないような、大きな固まりは、前処理を行うこともあります。
粉砕したフレーク(粉砕品)は押出機などで加工されます。
 
再生ペレット
粉砕加工されたプラスチックは押出機に入れられ、ひも状の樹脂(ストランド)に加工されます。
そして冷却バスを通りペレタイザーという機械に引込み、米粒状にカットされます。

この米粒状の樹脂がいわゆるペレットといわれるものです。
ミスカットは選別機により取り除きます。
 

 
再生品化
以上のようにして、再生されたプラスチック原材料は、再度製品を
製造するモルダー(成型業者)の手に移り、リサイクル製品を製造するために
使用される事になります。樹脂原料は混合が可能なので、一級品(バージン品)と
再生品(リサイクル品)を適度な割合で混合する事で、製品に必要な強度等を
落とすことなく資源の効率的な利用が促進される事になります。